「散弾銃を入れるガンケースやガンカバーはどれがいいの?」
「どんなところに注意してガンケースを選んだらいい?」
悩んでいる人
こういったお悩みを解決します。
この記事でわかること
- 基本の『き』猟銃のガンケース|選び方と注意点
- 【猟銃】ガンケース|ソフトとハードのメリット・デメリット
- 【必須】狩猟ではガンケースとガンカバーの2種類を購入すべし
- 【猟銃/散弾銃】おすすめのガンケース&ガンカバー
記事の信頼性
ub-craft
筆者のプロフィール
- ub-craft:ブログ管理人
- 医療従事者
- 保有免許:第1種銃猟、わな猟免許
- 所属:猟友会、有害鳥獣駆除隊
この記事を書いている筆者は、地元の猟友会に所属し、先輩猟師さんたちと一緒に有害鳥獣駆除隊で活動をしています。
今回はガンケースやガンカバー選びをしているあなたへ下記のような項目で分かりやすく解説していきます。
目次
今回紹介するおすすめのガンケース&ガン(銃)カバー
基本の『き』猟銃のガンケース・ガン(銃)カバー|選び方と注意点
【猟銃】ガンケース・ガン(銃)カバーをしないと『裸銃』法律違反
(出典:iPhone)
ライフル銃や散弾銃などの猟銃を運搬するときには、ガンケースやガンカバーに入れなければ法律違反(銃刀法)です。
これは『裸銃(はだかじゅう)』といって、猟銃が見える状態で自動車に乗せたり、林道を歩いたりしてはならないと定められているからなんですよ。
裸銃の状況を確認された場合は、一発アウト。
せっかく取得した狩猟免許や、銃砲所持許可もすべて水の泡です。
ガンケースやガンカバーを確実にして、法律遵守で気持ちよく狩猟を楽しみたいですね。
【猟銃】ガンケース・ガン(銃)カバー|失敗しない3つの選び方
(出典:いらすとや)
【猟銃】ガンケースの選び方 ①長さ×高さ
ガンケース・ガン(銃)カバーの長さは、選び方で最も重要です。
ご想像通り、ガンケース・ガンカバーが猟銃よりも短いと入らないですよね。
「そんなの当たり前だろー!」
お叱りの声が聞こえてきそうですが、もう少しだけお付き合いください。
もちろん、『横』の長さが足りないと猟銃はガンケースやカバーの中に入りません。
それと同時に『縦』の高さも重要。
ブルパップモデルや、スコープを付けた時の〝高さ〟も考慮してガンケース・ガンカバー選びをされるとよいですね。
【猟銃】ガンケースの選び方 ②重量
重量は、ガンケース選びの大切なポイントになります。
射撃場へ行くときや、春の銃検など複数の猟銃を運搬する際には重量が軽いと助かるんですよね。
ガンカバーは布製が多く、重いことはあまりありませんが、ガンケースの場合、種類や材質によって重量が変わってきます。
猟銃は増えていくという魔法がかかるので、これからを考えて軽量なガンケース・ガンカバーをおすすめします。
【猟銃】ガンケースの選び方 ③材質
ガンケース選びでは材質も注目ポイント。
このあと解説していきますが、ガンケースにはソフトとハードの2種類のタイプに分けられます。
ざっくりいうと、ソフトタイプは布製や革製。
ハードタイプはプラスチックや木製などにわけられますね。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分に合ったガンケース選びをされると失敗しませんよ。
【猟銃】ガンケース|ソフトとハードのメリット・デメリットについて
【猟銃】ガンケース(ソフト)のメリット
ガンケース(ソフト)のメリット
- 軽くて持ち運びやすい
- 安価で懐にやさしい
- 変な目でみられない
ソフトガンケースのメリット ①軽くて持ち運びしやすい
ソフトタイプのガンケースは軽くて持ち運びしやすいです。
その理由は、布や皮などの材質で作られているからですね。
ソフトガンケースのメリット ②安価で懐にやさしい
ハードタイプと比較して、ソフトタイプは安価な場合が多いです。
安かろう悪かろうばかりではなく、サイドにポケットが付いていたり機能的にもなっています。
ソフトタイプはコスパが良いともいえますね。
ソフトガンケースのメリット ③変な目で見られない
「あの人なんだか怪しくない?」
何も悪いことをしていないのに通報されるなんて悲しすぎる。
ソフトのガンケースなら、少し大きめのギターケースや釣竿入れにも見えるため、一般の方に変な目でみられることは少ないと思います。
ちなみにエアライフルを本当のギターケースに入れて運搬しているハンターもいらっしゃるんですよ。
【猟銃】ガンケース(ソフト)デメリット
ガンケース(ソフト)のデメリット
- 外部の刺激に弱い
- 耐久性に劣る
- 重ねるのは不向き
ソフトガンケースのデメリット①外部の衝撃に弱い
ソフトのガンケースは外部の衝撃に弱いです。
「大切に扱っていたのに落としてしまった…」
柔らかい材質のソフトタイプでは衝撃を吸収できず、ほぼ直接的に猟銃へ力が加わってしまう可能性があります。
ソフトガンケースのデメリット②耐久性に劣る
ハードタイプと比較してソフトタイプのガンケースは耐久性に劣ります。
革製の場合は『味がでる』ともいえますが、チャックの部分や布のほつれなど経年劣化しやすいのがソフトタイプのデメリットですね。
ソフトガンケースのデメリット③重ねるのは不向き
ソフトタイプのガンケースは重ねるのは不向きです。
そのため自動車で移動のときなど横に広がり場所をとってしまいます。
【猟銃】ガンケース(ハード)メリット
ガンケース(ハード)メリット
- 大切な猟銃を衝撃から守ってくれる
- 重ねて運搬も問題なし
- カッコイイ
ハードガンケースのメリット①大切な猟銃を衝撃から守ってくれる
ハードタイプのガンケースは衝撃に強いです。
猟銃は精密機器であり、高価なスコープなどを付けている場合もあります。
ハードタイプのガンケースなら、大切な猟銃を確実に守ってくれますよ。
ハードガンケースのメリット②重ねて運搬しても問題なし
ハードタイプのガンケースは長方形が主。
重ねて運搬しても問題ありません。
銃検などのときも重宝しますよ。
また複数の猟銃を持ち歩かなくても、弾ケースや着替えなどをハードケースの上においても問題ないのでスペースの有効活用ができますね。
ハードガンケースのメリット③カッコイイ
ハードタイプのガンケースはカッコイイです。
好き嫌いが分かれると思いますが、この無骨なデザインに惚れぼれする方も少なくないハズ。
見た目で選ぶのも悪くな選択肢だと思いますよ。
【猟銃】ガンケース(ハード)のデメリット
ガンケース(ハード)のデメリット
- 周囲からジロジロ見られる
- 重量感がある
- 見た目がゴツい
ハードガンケースのデメリット①周囲からジロジロ見られる
ハードタイプのガンケースを持っていると周囲からジロジロ見られることも多いです。
100cm前後の大きなケースってあまりない。
「あの人なにを持っているんだろう?」
正直、猟銃は誰でも持てるものではありませんよね。
その視線を選ばれし者だけが感じられる快感に変わるかもしれませんよ。
ハードガンケースのデメリット②重量感がある
ハードガンケースは重量感があるものが多いです。
それは確実に大切な猟銃を守ってくれる構造のため。
この重さこそ安心の証といってもよいかもしれませんね。
ハードガンケースのデメリット③見た目がゴツい
ハードガンケースは見た目がゴツいです。
好みの問題になってしまいますが、スマートに猟銃を運びたければソフトタイプ。
無骨なデザインが好きならハードタイプを選ぶと良さそうですね。
【必須】狩猟ではガンケースとガン(銃)カバーの2種類を購入すべし
運搬にガンケース、山ではガンカバーがGOOD!
ガンケースとガンカバーは、2パターン購入することをおすすめします。
車での移動時にはガンケースで猟銃を保護。
山中などではガン(銃)カバーへ変更。
裸銃を回避してスムーズに猟銃の出し入れができるガン(銃)カバーが有利です。
山の中でガンケースを使えなくはありませんが、かさばったり、サクッと取り出せないなどのデメリットも。
2パターンを購入して臨機応変に使うと便利ですよ。
【猟銃/散弾銃】おすすめのガンケース&ガン(銃)カバー
ソフトガンケース
ハードガンケース
ガンカバー
まとめ
【猟銃/散弾銃】おすすめガンケースを紹介|選び方・注意点 と題して記事を書き進めてきました。
お気に入りのガンカバーやガンケースで、大切な猟銃を守っていきましょう。
それではまた。
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