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川釣りといえば「渓流釣り」というものを聞いたことがある方も多いと思います。
その渓流釣りはミミズや川虫をエサにして川魚を釣る方法です。
しかし、今回紹介する【テンカラ釣り】は、虫をエサにせず『毛針(ケバリ)』をエサに見立てて川魚を釣る方法なので、虫が苦手な方でも安心して川釣りを楽しめますよ。
また、テンカラ釣りは4つの道具があれば川釣りができるので、とてもシンプルで簡単に始められる川釣り入門としてもおすすめです。
それでは早速始めていきますね。
目次
1.テンカラ釣りって?
テンカラ釣りは、毛針(ケバリ)をエサに見立てて川魚を釣り上げる釣り方です。
そのため、本物の虫をエサにすることがないので、虫が苦手な方や虫を触るのに抵抗がある方にもおすすめできる川釣りの方法になります。
筆者がテンカラ釣りをしている様子です。
テンカラ釣りは、大自然の中で川釣りを楽しむことができるのでとても気持ちが良いですよ。
《動画で使用しているテンカラ竿》
2.毛針(ケバリ)ってどんなもの?
毛針の基本的な構造
- 針
- 糸
- 鳥の羽など
簡単に言うと
毛針とは『針に鳥の羽を巻いたもの』です。
この毛針をエサに見立てて川魚を釣るので、虫が苦手でも安心して釣りを楽しむことができるんですね。
テンカラ釣りのベテラン勢は自分で毛針を作っている方も多いんですよ。
こちらの毛針は筆者が作成した『パラシュートフライ(毛針)』です。
(画像/パラシュートフライ:ub-craft)
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参考までに作り方はこちらから見られます☟☟
【フライタイイング】パラシュートフライの巻き方を簡単に解説します。
3.テンカラ釣りで釣れる川魚の種類
テンカラで釣れる川魚はどんなものがあるか紹介していきますね。
また、釣りに出掛けた川によって以下☟の①~③以外の川魚も釣れますよ。
- イワナ
- ヤマメ(アマゴ←ヤマメの親戚)
- ニジマス
などなど
①イワナ
川魚を代表する魚といっても過言ではない『イワナ』
とても冷たくてキレイな水を好みます。
大きいものでは50cmになる大物もいて、釣り人達の憧れの川魚です。
もちろん、とっても美味しい魚ですよ。
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②ヤマメ(アマゴ←ヤマメの親戚)
清流の女神とも呼ばれる『ヤマメ』
なかなか聞き慣れない名前かもしれませんが、釣り人達からは長きに渡って愛されている川魚です。
この☟Instagramで紹介しているものは『アマゴ』という種類になります。
ヤマメとアマゴは兄弟くらい似ている種類で、オレンジ色の点々が体にあるかないかの違い程度。
本当にキレイな魚なので釣る度に見惚れてしまうくらいです。
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③ニジマス
釣り堀などで釣れる魚といえば『ニジマス』を想像する方もいるかと思います。
ニジマスはテンカラ釣りで狙える川魚の代表種の一つ。
引きも強く食べても美味しいニジマスをテンカラ釣りでGETしてみませんか?
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4.テンカラ釣りの道具
テンカラ釣りの基本的な道具は4つだけでとってもシンプル。
これから川釣りを始めてみたいと思っている方にもおすすめですよ。
テンカラの基本的な4つの道具
- テンカラ竿
- ライン(太い糸)
- ハリス(細い糸)
- 毛針
☆テンカラ竿の先にラインを結ぶ→ラインとハリスを結ぶ→ハリスの先に毛針を付ける☆
(画像出典:ダイワ)
それぞれ解説していきますね。
テンカラの基本的な道具
①テンカラ竿
テンカラ竿と一言でいっても本当に沢山の種類があって何を選んでいいのか迷ってしまいますよね。
せっかく購入するならヘタなものは買いたくないはず。
基本的には大手の釣り具メーカーのものなら失敗は少ないかと思います。
超有名どころは、ダイワやシマノといった会社ですね。
それと、一番賢い選び方は『これいいな』という自分の気持ちを大切にすることかなと思います。
お気に入りのテンカラ竿を持って大自然の中で釣りをする。最高の時間になると思いますよ。
オススメのテンカラ竿
筆者がいくつか持っている大切なテンカラ竿です。
軽くて柔らかいテンカラ竿がとても扱いやすいです。
テンカラ入門としては、竿の長さが3.3mが丁度良いと思います。
1万円以下でもクオリティーの高い竿も沢山ありますよ。
【低価格】1万円以下で買えるテンカラ竿。コスパが良い竿は初心者やサブロッドにおすすめです。
釣りにはその釣りによって専用の竿が必要になります。
専用の竿を使う=その釣りに合った竿の方がよく釣れる。
ということなんですね。
つまり、違う種類の竿では狙った方法で釣りにくいんです。
②ライン(太い糸)
テンカラ竿に結ぶ太い糸です。
『レベルライン』と『テーパーライン』の2種類から、どちらか1つを選ぶことになります。
何が違うの??
そう思われる方もいますよね。
簡単にメリット・デメリットを説明していこうと思います。
『レベルライン』
メリット
・安価
・川魚に逃げられにくい
デメリット
・扱いにくい
・ラインが切れやすい
『テーパーライン』
メリット
・扱いやすい
・ラインが切れにくい
デメリット
・川魚に感づかれやすい
・少し値段が高め
③ハリス(細い糸)
太い糸のラインと細い糸のハリスを結びます。
これは、太い糸では川魚に気付かれてしまうため、細い透明の糸(ハリス)を使う必要があるんですね。
そしてこの細いハリスは『号』や『lb(ポンド)』で太さを表しています。
テンカラ釣りでは『1号~1.5号』もしくは『4lb~6lb』のハリスを選ぶとよいと思います。
④毛針
最初から自作毛針は難しいので販売されているものを選ぶとよいと思います。
5.テンカラ釣りの方法
テンカラ釣りは毛針をエサに見立てて、川魚を釣り上げる釣り方です。
毛針を川に流して、川魚が毛針に食らいついてきた瞬間(アタリ)に合わせを入れて釣るというスタイルです。
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