【フライフィッシングを諦めた方へ】毛鉤で楽しむテンカラ釣りをおすすめする理由

フライを諦めた方へ

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こんにちは!フライフィッシングを諦めたひとり、テンカラ釣り大好きなub-craftです。

イワナの剥製

(テンカラで釣った47.5cmの大岩魚✨:ub-craft)

エサを使わず、フライだけで魚を釣ることができるフライフィッシング。

リールからなびくラインを操り、狙いのポイントへフライを飛ばして大岩魚を釣り上げる。

めちゃくちゃカッコ良いですよね。

でも、その取り扱いがうまくできず、フライフィッシングを諦めてはいませんか?

そんなあなたに、シンプルな道具で簡単にできる毛鉤を使ったテンカラ釣りを紹介していこうと思います。

渓流域の釣りといえばテンカラと言われるほど、他の釣りと比較しても、その機動性は群を抜いているんですよ。

そして、テンカラ釣りは簡単だからといって、小さい魚しか釣れないんでしょ?と思われる方も多いと思いますが、それは大間違い。

数多くの尺モノや、最大47.5cmのイワナを釣り上げた実績から、テンカラ釣りのポテンシャルは実証済みですよ。

さぁ、魅力満載なテンカラ釣りの世界をどうぞご覧ください。

この記事でわかること

  1. フライフィッシングとテンカラ釣りの共通点
  2. フライフィッシングを諦めた方へテンカラ釣りをおすすめする理由
  3. テンカラ釣りが上達すれば、フライフィッシングも自然と上手くなっているワケ
  4. テンカラってどんな釣り?
  5. テンカラ釣りで出逢える魚たち
  6. お金をかけずにフライフィッシングの道具でテンカラ釣りに代用する方法
  7. 絶対後悔させないおすすめのテンカラ竿紹介

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フライフィッシングで使うはずだったフライも、テンカラ釣りで代用できるので、新たに毛針(フライ)を買い足さなくても大丈夫ですよ。

目次

フライフィッシングを諦めた方へ毛鉤で楽しむテンカラ釣りをおすすめする理由

 

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筆者のプロフィール

  • ub-craft
  • テンカラ釣り歴:25年
  • 所属:地元の漁業組合(川の漁師)
  • 住まい:イワナの泳ぐ川の畔で古民家暮らし

それでは始めていきますね。




フライフィッシングとテンカラ釣りの共通点

控えめに言って『リールと竿(ロッド)以外は共通している』

フライフィッシングやテンカラ釣りの諸先輩方からお叱りを受けるかもしれません。

しかし、ザックリ言うとフライフィッシングとテンカラ釣りでの、最も大きな違いは『リールの有無』と『竿の形状の違い』だけです。

逆を返せば、『リールと竿(ロッド)以外は共通している』と言っても過言ではないといえるのではないでしょうか。

フライフィッシングを諦めてしまった理由はそれぞれあると思います。

その中でも、フライフィッシングを難しいものにしてしまっている原因に、このリールさばきが影響していることも多いんですよね。

フライフィッシングを諦めた方へテンカラ釣りをおすすめする理由

テンカラ釣りをおすすめする理由

  1. 操作の簡単さ
  2. 道具のシンプルさ
  3. 機動力の良さ
  4. コストパフォーマンス
  5. 自然とフライフィッシングも上手くなる

それぞれ深掘りしていきますね。

ub-craft

釣りの本質は『楽しく釣りを続けられること』ですよね。

テンカラ釣りをおすすめする理由:①操作の簡単さ

岩魚

・関連記事

【テンカラ】メインロッドは上質な竿を選ぶべき5つの理由と厳選したおすすめのテンカラ竿を紹介します。

理由は明白でリールがないため

フライフィッシングを始めてみたいと思うきっかけの1つに、あのリールさばきがあると思います。

思うままにラインを操り、フライをポイントへ入れる。

それができれば最高ですよね。

しかし、フライフィッシングでは操作が難しかった…という理由で断念する方がとても多く、実は筆者もそのうちの一人でした。

憧れたあの操作が、逆にフライフィッシングを諦める原因になってしまったということに。

その点でいうと、テンカラ釣りは抜群の操作性です。

理由は明白で『リールがないから』なんですね。

テンカラ釣りでは、あのリールさばきはできません。

でも、釣りの本質って楽しく釣りを続けられることにあると思うんです。

テンカラ釣りをおすすめする理由:②道具のシンプルさ

テンカラの道具

(テンカラ釣りの道具:ub-craft)

テンカラ釣りの道具は4つだけ

テンカラ釣りの道具は4つだけなのでとてもシンプルです。

そして、コンパクトに収納もできるので持ち運びも楽ちんですよ。

車のダッシュボードや、リュックサックにもサクッと入るので、使いたい時にすぐ取り出すことができますよ。

テンカラ釣りの道具

  1. テンカラ竿
  2. テーパーライン
  3. ハリス
  4. 毛鉤(フライ)

テンカラ釣りをおすすめする理由:③機動力抜群

サクッと始められるテンカラ釣りの機動力は最強です!

渓流域

(激熱ポイント:ub-craft)

移動中、ココ良さそうなポイントじゃん!

でも今から釣りの準備するのは面倒だな、と思ったことはありませんか?

そんな時には、シンプルな道具でできるテンカラ釣りの機動力は抜群ですよ。

全然釣れない時に師匠からの頂いた言葉

格言:『釣り竿を出していない者に魚は釣れないよ』

この言葉をお借りして。

せっかく釣れそうなポイントに巡り合えたのに竿を出さないなんて勿体ないです。

テンカラ釣りなら、サクッと竿を準備して釣りをすることができますよ。

竿を出すか出すまいか躊躇するポイントって、他の釣り人も同じように思うもの。

でも、そのポイントにはまだ釣り上げたことのないような、大ヤマメが腹を空かせてエサを待ち構えているかもしれないですよ?

テンカラ釣りをおすすめする理由:④コストパフォーマンス

リール代でテンカラ釣り一式が揃う

フライフィッシングをせっかくやるなら良いリール欲しくなっちゃう気持ち、道具から入る派の筆者(笑)はよくわかります。

だってカッコイイですもんね(笑)

しかし、テンカラ釣りで考えると、まずリールを買う必要がありません。

そして、良いフライフィッシング用のリールを買うと思ったら、そのお金でテンカラ釣り一式が準備できてしまいますよ。

テンカラ釣りをおすすめする理由:⑤テンカラ釣りが上達すれば、フライフィッシングも自然と上手くなっている

釣れそうなポイント

テンカラ釣りが面白そうだから転向‼

そうやって気持ちを切り替えられれば潔いですよね。

でも、人間の気持ちってそんなに簡単じゃないと思うんです。

せっかく色々考えて、悩んで揃えたフライフィッシングの道具たち。

フライフィッシングのことだって、諦める必要なんて全然ないんですよ。

テンカラ釣りでテクニックを培っていけば、その技術はフライフィッシングにもガッツリ応用できるんです。

テンカラ釣りをしていると知らず知らずのうちに、フライフィッシングが上達しているという魔法に掛かっていくんですよ。(変な悪徳商法ではありません笑)

⑴フライフィッシングとテンカラ釣りはリールと竿(ロッド)以外が共通している

フライフィッシングとテンカラ釣りの違いは、『リールの有無』と『竿の形状の違い』だけです。

大きく捉えると、リールさばき以外は共通しています。

つまり、テンカラ釣りを楽しんでいるうちにラインの扱いや、魚のアタリの捕らえ方が上手くなっています。

すなわち、知らず知らずのうちに、リールさばき以外のテクニックはだいぶ上達しているんですよ。

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テクニック大公開

⑵長いラインの扱いさえ覚えればフライフィッシングに応用できる

リールさばきを言い換えれば、ラインの扱いともいます。

ご存知かと思いますが、テンカラ釣りでも、もちろんラインは使います。

フライフィッシングとテンカラ釣りのラインは、短いか長いかの違いだけなんですね。

そのため、テンカラ釣りで上手に魚を釣ることができれば、フライフィシングにその技術を応用できます。

テンカラ釣りが上達してから、リールさばき、つまり長いラインの扱いを覚えさえすれば、フライフィシングでもしっかり釣果(釣れる魚の数)を上げることができますよ。

テンカラってどんな釣り?

(画像:DAIWA)

テンカラ釣りはフライフィッシングと同様に、フライ(毛針)で魚を釣り上げる釣りです。

テンカラ釣りは、大きく分けて4つのシンプルな道具だけで川魚を釣ることができます。

この4つの道具さえ揃えてしまえば、あの美しいイワナやヤマメたちと出逢うことができる。

緑の木漏れ日の中、サラサラ流れる清流で暮らす魚たち。

お気に入りの道具を握りしめ、一生モノの思い出を作りに出かけませんか?

テンカラ釣りの基本的な道具

  1. テンカラ竿
  2. テーパーライン
  3. ハリス
  4. 毛鉤(フライ)

(テンカラ釣りの様子:イワナちゃんねる)

釣り具の大手メーカーを選べばまず間違いないですよ

釣り具の大手メーカー

  • DAIWA(ダイワ)
  • SHIMANO(シマノ)

これだけの少ない道具で本格的な釣りが楽しめるんですよ。

テンカラ釣りで出逢える魚たち

テンカラ釣りのメインターゲット

  1. イワナ
  2. ヤマメアマゴ(ヤマメの親戚)
  3. ニジマス

それは、一瞬のためだけに

清流にしか暮らすことができない渓流魚。

これから紹介する魚たちは、清流つまりキレイな水の中でしか生きることができない繊細な生き物。

釣り人はその美しい魚たちに出逢うため、その一瞬のためだけに、山奥へと足を運んでいきます。

イワナ:大きいものは40cmを超える

イワナ

(イワナ:イワナちゃんねる)

川魚といえばイワナを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

釣りをしない方からみると、天然の岩魚やヤマメは高級魚と感じているようです。

確かにそうですよね。

大きなスーパーでも、たまにしか売っていない。

もし売っていたとしても養殖ものが一般的です。

もちろん養殖も美味しいと思いますが、天然物は釣り人の特権ですよね。

岩魚の塩焼きはもちろん最高ですが、骨酒は絶品。

超絶オススメです。

ただし美味しいが過ぎるので、飲みすぎ注意でお願い致します。(笑)

骨酒のポイントは、炭火の遠火で焦がさないようにじっくり焼いて水分を飛ばすことです。

 

ヤマメ(アマゴ):清流の女神とも評される

(アマゴ:ub-craft)

清流の女神とも呼ばれるヤマメ(アマゴ)

警戒心が強いヤマメ(アマゴ)もテンカラ釣りなら、結構カンタンに釣れますよ。

また、お味の方は繊細な身質で、甘みがあってとても美味しいです。

筆者はどちらかというと、岩魚よりヤマメ(アマゴ)の方が好きですね。

たまにですが、爆釣(めっちゃ釣れる日)した時は、燻製にして食べるのが贅沢の極み。

ヤマメ(アマゴ)は頭の部分に脂がのるんですよ。

それが燻製にすると、本当にクセになる旨さ、、、

あー、記事を書きながら、ヨダレが出てきているのは内緒です。(笑)

・関連記事

【燻製】鮮度の良いイワナやヤマメを手に入れたら魚の燻製がおすすめです。

ニジマス:釣り堀でもお馴染み。ビックリするような大物は釣れるかも⁉

釣り堀に行かなくても、大自然の中を流れる川でニジマスが釣れちゃいます。

ニジマスはとても大きくなるので、本当にびっくりするような大物だって狙えますよ。

釣って良し食べて良しのニジマス。

人気のターゲットであることは頷けますよね。

(ニジマス:sb.trt.np

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お金をかけずにフライフィッシングの道具でテンカラ釣りに代用する方法

フライフィッシングで使う道具の中でテンカラ釣りに代用できるモノ

ザックリいうと『リールと竿(ロッド)以外は使える』です。

フライフィッシングを諦めてしまったという方は、自宅にその道具が眠っているハズ。

せっかくならその道具を使ってテンカラ釣りを楽しんでしまいましょう。

フライフィッシングで使う道具の中でテンカラ釣りに代用できるモノは、リールと竿(ロッド)以外は使えちゃいますよ。

テンカラ竿さえ手に入れたら、そのままテンカラ釣りができちゃいます。

テンカラ釣りで代用できる道具

  1. ライン
  2. リーダー
  3. フライ(毛針)

ここは細かいこと抜きにして、持っている物を代用してしまいましょう。

というよりほぼ共通して使えるものなので余裕で使えちゃいます。

テンカラ釣りにハマれば必要な道具を揃えていくということで全然間に合いますよ。

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【保存版】テンカラ釣りを始める時に必要な仕掛けや道具を解説します。

テンカラ釣りの仕掛けと道具

絶対後悔させないおすすめのテンカラ竿を紹介

フライフィッシングを諦めてしまった方へ、筆者が実際に使っている信頼のテンカラ竿を紹介したいと思います。

保証します!テンカラ竿のおすすめスペック『3.3m』を選ぶべき

テンカラ釣りの竿は、基本的に3.3m~3.9mの長さが一般的。

その中で最もおすすめの長さは『3.3m』のものです。

理由は短い竿であればあるだけ扱いやすいから。

テンカラ釣りに慣れてくれは、自分の釣り方やよく行く川の大きさに合わせて竿の長さを調整するとよいと思います。

最初に扱いやすいテンカラ竿で、ラインを思い通りに操れるようになると、釣りの上達スピードが全然違いますよ。

これは25年テンカラ釣りをやってきた筆者が保証します。

後悔させないテンカラ竿を紹介します

テンカラ釣りをしてきた25年の経験の中で、さまざまなテンカラ竿を使ってきました。

これから紹介する2本のテンカラ竿は、筆者が信頼し愛用しているものです。

使いやすさはもちろんですが、一生忘れられない思い出の数々を作ってくてくれた大切な2本の竿。

使い分けはホントにその日の気分で決めています。

ちょっと変じゃない?

と思われるかもしれないんですが、テンカラ釣りに出掛ける時、『僕を連れてけば、デッカイ岩魚が釣れるよ』と話しかけてくるんです。(笑)

ホントかウソかはわかりませんが、そういう時に限って記録にも記憶にも残る1匹が釣れるんです。

最後になりますが、ここで紹介した竿なら絶対釣れる‼

なんていうのは正直言い切ることはできません。

しかし、この竿があれば、50年先も忘れられない思い出ができること間違いなしですよ。

 

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まとめ

フライフィッシングとテンカラ釣りの共通点

  • リールと竿(ロッド)以外は共通している!

フライフィッシングを諦めた方へテンカラ釣りをおすすめする理由

  1. 操作の簡単さ
  2. 道具のシンプルさ
  3. 機動力の良さ
  4. コストパフォーマンス
  5. 自然とフライフィッシングも上手くなる

テンカラってどんな釣り?

4つの仕掛けでできるシンプルで楽しい釣りです。

  1. テンカラ竿
  2. テーパーライン
  3. ハリス
  4. 毛鉤(フライ)

テンカラ釣りで出逢える魚たち

  1. イワナ
  2. ヤマメアマゴ(ヤマメの親戚)
  3. ニジマス

お金をかけずにフライフィッシングの道具でテンカラ釣りに代用する方法

テンカラ釣りで代用できる道具

  1. ライン
  2. リーダー
  3. フライ(毛針)

絶対後悔させないおすすめのテンカラ竿紹介

 

 

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ウェダーでしか見られない世界へ

テンカラ釣りを通じて、読者さんの忘れられない最高の思い出ができますように。

それではまた。

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