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(画像:猟友会資料)
狩猟に興味があったり、狩猟免許の取得を考えている方へ向けて記事を書き進めていこうと思います。
本記事では下記の内容を紹介します。
もくじ
獲物を射止めるために必要なこと
狩猟免許の種類
巻き狩り猟とは
わな猟とは
有害駆除
ジビエ料理
狩猟免許取得へ向けての一助になれば幸いです。
それでは始めていきますね。
目次
獲物を射止めるために必要なこと
イノシシやシカをメインターゲットにした場合
①狩猟で獲物を射止める(捕らえる)
②止め刺し
生きたままにしておけないので命を絶つということ。
この動作が必要になってきます。
効率良く、獲物を捕るには
わなで獲物を捕らえ、猟銃で止め刺しを行えればベスト。
勿論、先輩や仲間がいてくれるに越したことはありません。安心ですよね。
でも、逆を返すと
誰かにお願いをしないとできないことって、実はハードルが高かったり…。
狩猟免許の種類
狩猟免許の種類は4つあります
①第一種銃猟
②第二種銃猟
③わな猟
④網(あみ)猟
簡単に説明していくと
①第一種銃猟
「散弾銃」や「ライフル銃」といった装薬銃、つまり火薬の力で弾を発射し獲物を射止める猟です。
※散弾銃を所継続持してから10年を経過しないとライフル銃の所持許可はおりません。また空気銃では継続所持の換算にはならないということもあります。
詳しくはこちらの記事をどうぞ(^^)
②第二種銃猟
「空気銃」を使って獲物を射止める猟です。
散弾銃と比較して、銃所持までの手続きが簡便であり、音も小さく見た目もカッコ良いなどの理由から最近ではとても人気があります。
③わな猟
「箱わな」や「くくりわな」など様々なわながあります。
④網(あみ)猟
カモや野ウサギなどを捕まえる時に使うことが多いです。
巻き狩り猟とは
巻き狩り猟とは、シカやイノシシが生息する猟場を多人数で四方から取り囲み、獲物を追い詰めて射止める大規模な狩猟です。
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この巻き狩り猟では、第一種銃猟の散弾銃が活躍します。
仲間達(最初は先輩方になるのかな)と大規模に巻き狩りをすると、チームワークを感じられる瞬間も多くとても楽しいです。
みんなで捕まえた獲物を料理して、その猟での様子を話しながら飲む酒は最高に美味しいです。
でも、1人で完結できる狩猟を考えた時
1人で獲物を追い詰めるということはなかなか難しく、第一種銃猟だけでは厳しい一面もあるんです。
わな猟とは
獣道(けものみち)という言葉を知っている方も多いと思います。
イノシシやシカなどの野生動物の通り道。
その獣道に、わなを仕掛けて獲物を捕まえる方法を「わな猟」といいます。
わな猟には沢山の種類があります
鉄格子の「箱わな」、ワイヤーとバネを使った「くくりわな」などなど。
箱わなは高額なのでなかなか手が出しにくいのですが、くくりわなに関しては1個3000円~6000円程度でリーズナブル。
自分が見回りのできる範囲で3~10個設置できれば手ごたえを感じられるはずです。
(※法規制では同時設置は30個まで)
(画像:猟友会資料)
猟期は冬場だけ
猟期といって、正式に散弾銃やライフル銃を使って猟ができるのは、地域によって違いはあるものの、11月中旬から2月中旬頃の冬場だけなのです。
しかし
わな猟に関しては有害駆除という方法を使えば、一年中猟を行うことができるのです。
この有害駆除という名目で捕まえた獲物に対して、散弾銃などを用いて止め刺しを行うことは猟期以外でも認められています。
有害駆除
有害駆除とは作物に被害を与える鳥獣を駆除することをいいます。
勿論、指定された野生動物に限られますがイノシシやシカなどは認められていることが多いです。
報奨金
有害駆除で捕まえたイノシシやシカなどの耳やシッポなどと写真を都道府県や市町村などの所定の窓口へ提出すると、報奨金も支払われるのです。
田舎暮らしをする上での収入源に、この報奨金を検討している方もいるのではないでしょうか。
ある地域では、シカ一頭で2万円が支払われているところもあるのは事実です。
それだけ農作物への被害が甚大だということなのでしょう。
ジビエ料理
(画像:猟友会資料)
イノシシやシカなどの獲物が捕れたら美味しく食べる。
これが最も大切なことではないでしょうか。
最近では聞き慣れてきたジビエ料理。
血抜きなど、射止めた後の処理がきちんとできていれば本当に美味しいお肉です。
第一種銃猟取得についての記事はこちらからどうぞ(^^)
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