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釣り好きのパパ・ママ(じぃじ・ばぁばetc…)へ
我が子と一緒に釣りへ出掛けたい。
一緒に出掛けた子供も釣りを楽しんでくれたら最高ですよね。
でも、色んな釣りがある中で、どの釣りをしたらいいんだろう?
どんな釣りなら簡単で子供も楽しめるんだろうと思いませんか?
今回は【川遊び】子供と釣りを楽しむなら毛針を使ったテンカラ釣りが最高。おすすめの理由を解説します。と題して、お子さんでも楽しめる川釣り入門として、『テンカラ釣り』を紹介していきますね。
釣り上級者のパパ・ママ(じぃじ・ばぁばetc…)なら、そのテクニックや経験をお子さんへ伝授していけると思います。
でも、釣りの経験があまりなかったり、テンカラ釣りをしたことがない親御さんもいますよね。
テンカラ釣りは比較的簡単なので、お子さんと一緒に取り組んでみるという目線で体験してみれば、とても楽しく良い思い出を作れると思いますので、試してみる価値ありなのではないでしょうか。
それでは始めていきますね。
筆者はテンカラ釣りが大好きでテンカラ釣り歴は20年を超えました。
また、私たち夫婦の間には、可愛い子供が二人(兄・妹)がいて、お兄ちゃんはどっぷりテンカラ釣りにハマっています。
下の動画は我が子なんですが、テンカラ釣りを始めて2シーズン目でこの位まではできるようになりました。
【Kidsテンカラ】毛針でイワナを釣ってきました。(息子です)
(YouTube:イワナチャンネル)
ジョインターのスプラウトは、我が子の初めてのテンカラ竿です。
グリーン・オレンジ・ブルーの可愛らしいカラーバリエーションがあるので、息子はブルーを選択。大好きな色の竿を持ってテンカラ釣りを楽しんでいますよ。
竿の長さも2.7mと短く、お子さんが使用するならすごく使いやすいと思います。
【川遊び】子供と釣りを楽しむなら毛針を使ったテンカラ釣りが最高。おすすめの理由を解説します。
イワナやヤマメなどの美味しい渓流魚が釣れる
テンカラ釣りでは、渓流魚の代表ともいわれるイワナやヤマメを釣ることができます。
👇『イワナ』:渓流魚の大本命
👇『アマゴ(ヤマメの親戚)』:清流の女神とも称される
(画像:ub-craft)
その他にはニジマスやアカウオやオイカワなどなど様々な魚を釣ることができますよ。
つまり、テンカラ釣りは虫を食べている魚はほとんど釣ることができるんですね。
イワナの唐揚げ(カレー味)最高に美味しいですよ♪
塩焼きにしても最高に美味しいイワナやヤマメ。
我が家では、ぶつ切りにして唐揚げにします。
味付けはカレーパウダー&薄塩が大人気。
一瞬にして子供たちが食べてしまうので大人の口に入るのはほんのわずか(笑)
(Instagram:ub-craft)
ちなみに魚を調理する時に、内臓が苦手という方もいますよね。
割り箸があればそんな悩みも解決。
子供でも簡単にできる内臓の取り方です。
キャンプでも使えるテクニックですので、お試しくださいね。
【超簡単】割り箸だけでニジマスやヤマメなどの川魚の内臓を取り除く方法を解説します。
道具がシンプル
テンカラ釣りに必要な道具は4つだけです。
リールもいらないし、エサも使いません。
そのシンプルな4つの道具を紹介していきますね。
テンカラ釣りの4つの道具
テンカラ釣りは1~4の道具があればできますよ。
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テンカラ竿
初めてのテンカラ竿の場合は『3.3m』を選ばれることをおすすめします。
3.3mの竿なら長過ぎず短すぎないので、とても扱いやすいのではないでしょうか。
また、テンカラ竿は入門モデルで5,000円~10,000円位が主流で、高価なモデルでも30,000円程度なので、購入する際の目安にして頂ければと思います。
どれを選んだらいいかわからない場合は、大手メーカーの竿を選んでおけば、まず間違いないと思います。
ちなみに、テンカラ竿の最大手といえばDAIWA(ダイワ)かSHIMANO(シマノ)です。
テンカラを始めたいという友人におすすめする竿はこちらの2本。
こちらがその時のイワナです。記念に剥製にして大切に飾ってあります。
テーパーライン(レベルライン)
テーパーラインまたはレベルラインは、テンカラ竿の先に結ぶ少し太い糸です。
テーパーラインでもレベルラインでもそれ程大きな差はないかと思いますが、それぞれの特徴を書いておきますね。
ダイワのテンカラテーパーラインは、振り込みやすい(扱いやすい)ナイロン製モノテーパーラインです。使用するテンカラ竿の長さに合わせてカットすることで簡単に使用できます。カラーは釣り人から見やすいイエローになっています。
ダイワのテンカラレベルラインは、プラズマ染色により毛バリの位置を確認しやすい視認性の高いピンクカラーを実現。しかもいつまでも色落ちしません。超ソフトフロロのため、毛針をターンオーバーさせやすく、不快な糸グセもすぐに取れます。
ハリス
ハリスは、テーパー(レベル)ラインと毛針の間を結ぶクッション役。透明の細いラインです。
釣り人によって太さは様々ですが、1号(4lb)くらいを選んでおけば間違いないと思います。(筆者は約20年間、1号でやってきて特に問題ありませんでした)
長さについては30mくらいのものをおすすめします。
コスト面を考慮して長い物を選んでも『使い切る前に劣化する』という問題が起きると思います。
劣化してしまったラインはどうしても切れやすくなるので、せっかく釣れそうになった魚を逃してしまうんですね。
筆者もそのならないように、30mのラインを購入して1~2シーズンで使い切るようにしています。
毛針
毛針は、テンカラ釣りのとっても大切な仕掛けです。
初心者のうちは購入してもよいですし、結構簡単に作ることもできますよ。
自分で毛針を作ることができると、お財布にも優しいですし、作る楽しみも生まれるのでおすすめです。
こちらが私の自作毛針です。
作り方はこちらからどうぞ👇
【フライタイイング】パラシュートフライの巻き方を簡単に解説します。
【フライ】初心者でも簡単にできるエルクヘア・カディスの作り方を解説します。
虫を触らなくていい(エサ不要)
気持ち悪いエサを触るのが嫌だから釣りはしたくないという方もいるのではないでしょうか?
でも安心してください。テンカラ釣りはエサを使いません‼
あまりイメージできないという方からすると、じゃあ何で釣るの?と思われるかもしれないですね。
上記にも書きましたが、テンカラ釣りは『毛針』といって、針の部分に鳥の羽を巻いて虫に見せかけて魚をおびき寄せるんです。
疑似餌(ギジエ)といってニセモノのエサを使って魚を釣るのです。
めちゃくちゃエキサイティング
テンカラ釣りは毛針をエサに見せかけて釣るのですが、自分の流した毛針に魚が飛びついてくるんですね。
このアクションを『アタリ』とか『ライズ』があったと表現します。
そしてこのアタリやライズという反応に対して、テンカラ釣りでは『合わせ』を入れて釣り上げるんです。
テンカラ釣りの流れ
- 川に毛針を流す→魚からの『アタリ』(『ライズ』)がきたら→『合わせ』を入れる
この瞬間はもうドキドキが止まりませんよ。
20年テンカラ釣りをしていますが、未だにこのドキドキがたまらなく楽しくてテンカラ釣りの虜になっています。
こんな感じに毛針に飛びついてきた魚に合わせを入れて釣り上げます。
遊びの中から脳の発達を促すことができる
テンカラ釣りでは、魚からの『アタリ』(『ライズ』)があったら『合わせ』を入れて釣り上げます。
簡単そうに聞こえるこの動作なんですが、実は身体の中では複雑な回路を経ているんですね。
- 目で見る→脳でその信号を処理→神経を通じて身体を動かす
スポーツで例えると分かりやすいかなと思いますが、例えばプロ野球選手のバッティングフォームを見て、マネしてみようと思って実際にバットを振ってみてもうまいことできない。
ましてや、バッティングセンターに行って同じように打つなんてなかなかできませんよね。
頭で考えたことを身体で表現するのってすごく難しいんです。
逆を返すと、頭で考えて身体を動かす=頭と身体を繋げる回路を鍛えられる。
つまり、遊びの中から脳の発達を促すことができると考えられているんです。
ちょっと大げさになってしまいましたが、楽しみながら頭にも身体にも良い影響を与えることができる。
更には楽しかった思い出も作ることができたら最高なのではないでしょうか。
命を大切にするようになる
スーパーで切り身になっている魚ではなく、今さっきまで川で生きていた魚。
自分で調理してみることも良い体験になると思います。
少し残酷に感じられる方もいるかもしれません。
でも、自分で釣った魚を食べるという体験を通じて『命について学ぶ』ことができるんです。
そういった体験の中から自分や、お友達の命の大切さを知り、思いやりの心などを育むきっかけになることを願っています。
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