「テンカラでたくさん釣れるようになりたい!」
悩んでいる人
こういったお悩みを解決します。
この記事でわかること
- 【初心者必見】テンカラで釣れる場所とは?
- テンカラ釣り初心者は『渓流域』釣りやすい!
- 【保存版】テンカラの釣れる場所(ポイント)選び方
- イワナとヤマメが釣れる場所とは?
- 釣れそうでも避けるべき場所/場面
- よくある質問Q&A
記事の信頼性
ub-craft
筆者のプロフィール
- ub-craft:ブログ管理人
- テンカラ歴25年
- 所属:地元の漁業組合所属
- 住まい:長野県のド田舎で古民家暮らし
この記事の筆者は、テンカラ釣り歴25年。地元の漁業組合に所属しています。イワナやアマゴ(ヤマメの親戚)を、年間で約200~300匹ほど釣っているので、記事の信頼性の担保になると思います。
\テンカラをする息子と愛犬/
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大自然の中で釣りを楽しむ。
最高の時間ですよね。
しかし、せっかく出掛けたなら釣果(釣りの結果)を出したい!
それが釣り人の願いなのではないでしょうか。
最も重要なのは『釣れる確率』が高いこと。
この記事を読めば、必ず釣れるようになるとは言い切れません。
しかし、テンカラで釣れる場所が理解でき、釣果があがる確率が大幅にアップすること間違いなしですよ。
目次
【初心者必見】テンカラで釣れる場所(ポイント)とは?
初心者必見!テンカラで釣れる場所(ポイント)とは?
- エサが集まる場所
- エサを食べやすい場所
- 警戒心が薄い場所
エサが集まる場所
(エサが集まる場所:ub-craft)
『エサが集まる場所』に毛針を落とせば、よく釣れます。
「川ならどこでも一緒じゃないの?」
一言で『川』といっても、たくさんのポイントがあります。
エサが一瞬で流れてしまう勢いの強い場所。
巻き返しがあってエサがグルグルと漂っている場所。
滝の下で水深がある場所など。
魚たちは頭が良いので、エサの少ない場所よりも、多くエサが集まる場所にいることが多いです。
魚がたくさんいる場所に毛針を投入すれば、イワナやヤマメが飛びついてくる確率は高まりますよね。
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エサを食べやすい場所
(穏やかな源流の流れ:ub-craft)
魚たちが『エサを食べやすい場所』を狙うと釣果(釣れる数)が上がります。
魚とはいえ、水の中ならどこでもスイスイ泳げるわけではありません。
例えば、流れが早いよりも穏やかな方が泳ぎやすく、エサを捕食しやすいんです。
エサを食べやすい場所には多くの魚が住み着いているため、そこに美味しそうな毛針を流せば…
もう手の中にイワナを捕らえたのと同じようなものですね。
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警戒心が薄い場所
(ひっそりと狙いを定める友人:ub-craft)
『警戒心が薄い場所』を攻めると魚がよく釣れます。
魚たちからすると、釣られてしまえば一生の終わり。
命をかけて生きています。
少しでも違和感があれば、あっという間に逃げていき、釣れなくなってしまいます。
なるべくこちら(釣り人)の存在を察知されないことが重要。
また、めちゃくちゃ釣れそうな場所は、別の釣り人も同じように感じます。
ルアーやフライやエサなど、ありとあらゆる手段で攻められた場所は、警戒心が強くなっているため釣れない可能性も高いんですよ。
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テンカラ釣り初心者は『渓流域』釣りやすい場所(ポイント)
テンカラ釣り初心者は『渓流域』釣りやすい場所(ポイント)
- 渓流域とは?
- なぜ渓流域が良いのか?
- 上達したらどこへ行けばいいのか?
渓流域とは?
(渓流であそぶ我が子たち:ub-craft)
川の分類
- 源流域:木々が生い茂る山奥の細い川
- 渓流域:源流域の下流。やや視界が開けて、3〜5m程度の川幅
- 本流域:渓流域の下流。大河川など水量が多く流れが強い川
川は大きく分けて3つに分類できます。
上流から【源流】→【渓流】→【本流】の順に川幅や水量が増えていきます。
なぜ渓流域が良いのか?
(渓流域:ub-craft)
3つの領域で、テンカラ初心者の方は『渓流域』が最も釣りやすい場所。
渓流域は木々があっても視界が開けているため、源流域と比べてライントラブルが少ないです。
また本流域よりも川幅が狭く、魚がいる場所(ポイント)を絞りやすいため釣り上げる可能性が高くなりますよ。
ライントラブルとは
糸や毛針が木などに引っ掛かること
上達したらどこへ行けばいいのか?
(源流で思い出の一匹を釣った後輩:ub-craft)
渓流域で釣れるようになったら、源流域がおすすめ。
源流域には美しい『天然もの』の魚たちに出逢える可能性があるからです。
正直、源流域のテンカラ釣りは難しい。
装備やテクニックがなければ、簡単にイワナやヤマメ(アマゴ)を釣ることはできないです。
しかし、その1匹と出逢うことができたなら、50年後も色褪せない思い出になりますよ。
もちろん、本流で釣ってみたい!ということなら本流域でも、めちゃくちゃ楽しめます。
50cmオーバーのイワナが釣れた!という人もいるくらいですから。
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【保存版】テンカラの釣れる場所(ポイント)選び方
【保存版】テンカラ釣りの釣れる場所(ポイント)選び方
- 水温を感じろ!冷たければ魚は動きにくい。
- グルグル・どよん
- 岩や滝の手前で待ち構えているヤツは食い気がある!
- 深場は大物。でも浅瀬をナメるな!
水温を感じろ!冷たければ魚は動きにくい。
(長野県の厳しい冬:ub-craft)
水温が低いと渓流魚たちは動きません。
「じゃあ、寒い日は釣れないね」
これは半分あっていて半分まちがっているんですよ。
魚も人間と同様で、食事をしないと死んでしまいます。
つまり寒い日は、活性が下がるもののエサを食べないわけではないんですね。
動かなくても良い場所に、毛針を流してあげれば、ちゃんと捕食するというわけなんですよ。
\信頼のダイワ製水温計/
渓流魚の適水温
8℃〜18℃
グルグル・どよん
(グルグル・どよんを狙う息子:ub-craft)
『グルグル・どよん』が狙い目です。
「なんじゃそりゃー!」
これは川の流れをイメージしたもの。
川の真ん中あたりにある岩。
上流からの流れが、その岩にあたり水が巻き込まれます。
エサが流れに乗り、グルグルと回遊するんですね。
こういったポイントでは大物のイワナが待ち構えていたりしますよ。
(出典:いわなチャンネル)
岩や滝の手前で待ち構えているヤツは食い気がある!
(滝の手前を狙う筆者:ub-craft)
岩や滝の手前には食い気があるイワナやヤマメ(アマゴ)が待ち構えています。
こういった場所は、流れ込みに向かってエサが集まってくるんですね。
比較的、流れが速い場所ではありますが、そういった所でもうまく泳げる魚は捕食が上手。
食い気のある魚は毛針に対しても積極的にアタックしてきますよ。
深場は大物。でも、浅瀬をナメてはいけない!
(36cmのイワナが釣れた深場:ub-craft)
深場といえば大物がいそうと思う方も少なくないですよね。
水深が深くなるにつれて、魚のサイズが比例していくのはリアルガチ。
しかし、浅瀬で大物が釣れないわけではありません。
『竿抜け』といって、魚がいなそうだから釣り人が攻めずにいたポイント。
こんなところに⁉
というような場所で大物が釣れたなんてこともありました。
もしかしたらいるかも?と思いながら丁寧に釣りをしていくと、思いがけない魚と出逢えるかもしれませんよ。
【テンカラ】イワナとヤマメ(アマゴ)釣れる場所(ポイント)とは?
イワナとヤマメ(アマゴ)釣れる場所(ポイント)とは?
- イワナは縁、ヤマメ(アマゴ)流れを攻めよ‼︎
イワナは淵、ヤマメ(アマゴ)流れを攻めよ‼︎
イワナが釣れる場所
イワナとヤマメ(アマゴ)、同じ渓流魚でも釣れる場所が違います。
イワナは岩の淵(ふち)、ヤマメ(アマゴ)は流れの中にいることが多いです。
寒い時期はヤマメ(アマゴ)も岩陰にいる場合もありますが、それぞれの特徴を理解してテンカラ釣りをすると釣果が変わってきますよ。
ヤマメ(アマゴ)が釣れる場所
【テンカラ】釣れそうでも避けるべき場所/場面
釣れそうでも避けるべき場所/場面
- 足場が悪い
- 日暮れが近い
足場が悪い場所
(足場が悪い源流:ub-craft)
足場が悪い場所は、テンカラ釣りをするのはやめるべき。
これは滑落や転落の原因になるからです。
無事に帰ってこそ楽しい釣りの思い出。
少しでも怖いな、危ないかもしれないなと感じたら、その場を回避するのが賢明な判断です。
趣味で命を落とすのは、本人だけでなく家族や大切な人が悲しみますからね。
\ガチ勢が愛用GPS/
日暮れが近い場合
(Instagram:hanrntautaさんより)
日暮れが近い場合は下山(帰宅)方向に進んでいきましょう。
慣れた場所でも周囲が暗くなると別世界。
全く違う環境に変わります。
川辺は滑りやすく足場も悪いので、やり過ぎくらいに注意して行動する必要がありますよ。
また夜の山は野生動物が動き出します。
川の水を求めてきたクマやイノシシに遭遇したら、本当に危険。
安全第一に行動できるといいですね。
\もしもの時のヘッドライド/
テンカラ釣りの場所(ポイント)よくある質問Q&A
(出典:いらすとやより)
いつでも同じ場所で釣れるの?
時間帯によって変わります。時間は朝マズメ(早朝)や夕マズメ(暗くなる前)といった、空が明るくない時がよいですね。
一回釣れなかった場所は釣れないの?
そんなことはありません。10分後に試すと釣れた!ということも結構あります。釣れそうな場所はタイミングを変えて攻めるのも手ですよ。
先行者がいたらどうすればいいの?
先行者を追い越して、すぐ先のポイントへ行くのはマナー違反。一声かけて先に進んでいいか確認するのが無難です。来た道を釣り戻るのもよし。川の先が長ければ、ガッツリ奥へ進んでから釣りを再開するのもよいでしょう。
まとめ
『テンカラ|釣れる場所・ポイント選び方|初心者〜中級者必見! 』と題して記事を書き進めてきました。
この記事で釣れる場所(ポイント)を理解しておくと、絶対的に釣果(釣れる数)が上がります。
読者さんにとって、思い出の一匹や、爆釣(たくさん釣れる)など最高の時間が訪れることを願って。
それではまた。
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