【テンカラ】釣果を上げる3つの法則をわかりやすく解説します

釣果を上げる3つの法則


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楽しみにしていたテンカラ釣行。

せっかくならたくさん釣りたいですよね。

今回は釣果を上げる3つの法則を解説していこうと思います。

テンカラ釣りをしているけどなかなか釣れない、釣果を伸ばしたいけどどうしたらいいんだろうと考えていませんか?

忙しい日々の中、なんとか取れた休日。

待ちに待った釣行ってとても嬉しいですよね。

楽しみにしていた時間がようやくきたのだからなんとか釣果を残したい。

そういった思いを少しでも後押しできたらと思いながらこの記事を書き進めています。

記事の内容

【環境】【対象魚】【釣り人】の3つの法則で釣果を伸ばす方法を紹介していきます。

この記事が釣果に繋がり、釣り上げた感動の1匹や、その瞬間が50年先の未来でも忘れられない時になれば幸いです。




この記事の筆者は、イワナやヤマメ、アマゴなどの渓流魚が泳ぐ綺麗な川の畔で家族と古民家暮らしをしています。

テンカラ釣り歴20年で地元漁業組合に所属し、渓流魚たちを年間300~400匹程釣っているので、記事の信頼性の担保になると思います。

【テンカラ】釣果を上げる3つの法則をわかりやすく解説します。

筆者のテンカラ釣りの様子です。

使用している道具

『①軽さ』『②柔らかい中にもコシがある』を兼ね備えている渓峰テンカラは最高ですよ。

(着用モデルは少し古いタイプのスントコアオールブラックイエローです)

良いテンカラ竿のポイント

①軽い

テンカラ釣りをしていると、数百~数千回も竿を振るなんていうことは多々あります。

そんな時に『軽さ』はどれだけ味方になることか。

軽さは正義です。

②柔らかい中にもコシがある

何とか毛針に掛けた貴重な渓流魚。

でも、バラシ(逃がすこと)てしまったら本当にショックですよね。

バラシの大きな原因に、柔らかいだけでコシがないテンカラ竿、逆に硬すぎるテンカラ竿があげられます。

勿論、テンカラ竿の柔らかさはラインをうまく操るために必要です。

そのため、『柔らかさ』で思い通りにラインを操り、『コシ』を使って逃げられないようグッとこらえる。

釣果アップは間違いないですよ。

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それでは始めていきますね。

魚釣りしていると、どんな釣りでも釣れる日と釣れない日があるのではないでしょうか?

筆者も、同じような仕掛けで同じ場所で釣りをしているのに、なぜこのような違いがあるのだろうと思うことがよくあります。

昔から、渓流では「増水した時は釣れる」とよく聞きますが、増水していなくても爆釣(釣れまくる最高な状況)なんてことは多々ありました。

そこで、私自身の経験と周囲の強者フィッシャーマンの意見を参考に【テンカラ釣りで釣果を上げる3つの法則】を導き出しました。

テンカラ釣りで釣果を上げる3つの法則

  1. 【環境】
  2. 【対象魚】
  3. 【釣り人】

それではテンカラ釣りにおける3つの法則について解説していきますね。

この法則は、他の釣りでも応用できると思うので参考にして頂ければ幸いです。

テンカラ釣りで釣果を上げる3つの法則①環境

テンカラ釣りで釣果を上げる①環境

  1. 時期
  2. 時間帯
  3. 釣り場(ポイント選び)
  4. 天候
  5. 水量

ハイシーズンにテンカラ釣りへ行ければベスト♪

⑴時期

最も釣果が期待できるのは、ハイシーズンの5月末~7月初旬が最盛期。

数釣りをしたければこの時期がベストですね。

これは、冬の寒い外気や雪解け水が、暖かな季節を迎えたことで水温が上がり魚の活性が増してくるからなんです。

魚のエサとなる虫たちも暖かさと共に活動も盛んになることが考えられますね。

テンカラ釣りは渓流解禁の2月下旬頃~禁漁の9月末頃まで渓流魚を釣り上げることができますが、最盛期に釣りに出向くことで釣果を上げられるということになります。

寒すぎず、暑すぎない時が魚にとっても釣り人にとってもよい時期といえますね。

黄色い花の「ヤマブキ」が山々で咲き始める頃が最盛期の訪れを教えてくれます。

☟こちらが「ヤマブキ」の花

 

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大物狙いなら8月中旬~9月がベスト

これは産卵に備えて沢山エサを食べ、体が大きくなるからです。

ただ、次のシーズンや魚たちの命の継承という意味で乱獲は控えておきたいところ。

楽しませてくれた魚に感謝し、キャッチ&リリースは紳士的だなと思います。

良い個体が釣れたら心の中のフィルターに収めたり、スマホでカシャッと保存しておくのもよいですよね♪

※スマホの水没は本当に悲しい事態…

最高の思い出を安心の中、高画質で保存しておくのもよいと思います。

まずめ時はチャンスタイム♪

⑵時間帯

どの釣りにもいえることですが、まずめ時と言われる時間帯がチャンスタイムでよく釣れます。

『まずめ時』になると、今まで何にも反応がなかったのに、突然イワナたちがエサを食べるために飛び上がるライズが始まり、めちゃくちゃ釣れるなんてことは結構あるんですよ。なので、朝と夕方に存在する『まずめ時』はゴールデンタイムなんです。

朝なら「朝まずめ」、夕方なら「夕まずめ」と言われることもありますね。

ただし、この時は視界が悪いため十分に注意して釣行を行うようにして頂ければと思います。

朝まずめ

  • 夜が明けて間もなくから日の出頃。AM5時頃~8時頃まで

夕まずめ

  • 夕方から日の入り頃。PM4時頃~6時30分頃まで

朝まずめ頃の様子

 

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夕まずめ頃の雰囲気

 

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チャンスタイムを知らせてくれる強い味方

カシオの『プロトレック』は、気圧/高度情報の表示機能に加え、水まわりにおける性能を強化するため、潮の満ち引きを読み取るタイドグラフ、フィッシングタイム機能を搭載。20気圧防水というプロトレックの中で最高の防水性能を確保することで、山、海、川など、様々なアウトドアシーンでのタフな使用に対応した仕様になっているのでテンカラ釣りにはおすすめですよ。

イワナは泳ぎが苦手。ヤマメやアマゴは泳ぎが得意。

⑶釣り場(ポイント選び)

渓流魚とひとまとめにしても泳ぎの得意不得意があるんですよ。

イワナがいそうなポイント

泳ぎが苦手な岩魚(イワナ)は読んで字のごとく岩の周囲に潜んでいることが多いです。

ヤマメやアマゴがいそうなポイント

泳ぎが得意なヤマメやアマゴは川の流れの中心(流心)や、滝の落ちる間際にいることが多いです。

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まずは狙いのイワナやヤマメ・アマゴがいそうなポイントを見つけられることが大切ですね。

☆釣果を上げるには☆

  • 魚のいないところを攻めるより、魚のいそうな場所を狙うことで釣果を上げることができる。

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⑷天候

増水した時がよく釣れるというのは昔からいわれていることです。

少し掘り下げて考えてみると

増水する時

増水というのは雨が降り水量が増しています。

これは雨が降ってしばらくした時で濁りがある時。

普段と違った川の流れになるので、今まで土に潜っていた昆虫が増水した水に押し出され流されてきます。

☞イワナが釣れることが多い。

☞ウェットタイプの水に沈む毛針が威力を発揮する。

雨の降り始め

雨の降りだしてきた頃にも爆釣(めちゃめちゃ釣れること)することがあります。

まだ濁っていなかったり濁りはじめの状況です。

これは、葉っぱなどに付いていた昆虫が雨粒で川に落とされることが考えられます。

一説に、魚たちは気圧の変化も敏感に感じているといわれ、この気圧の変化を先読みして活性をあげてエサが流れてくるのを待ち構えているのかもしれません。

  • ヤマメやアマゴがよく釣れる。
  • ドライタイプの水に浮く毛針が有利。

簡単に作れる毛針の紹介です(^^)/

自分で巻いた毛針でイワナやヤマメを釣ってみませんか??

自分で毛針を巻ければお財布にも優しいですよ。

思っている程、難しくないのでトライしてみる価値はあると思います(^^)

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⑸水量

色んな呼び方がありますが普段より多いか少ないかが分かれば問題ナッシング(*´▽`*)

増水時に魚の活性が上がりやすいのでよく釣れますよ。

理由は④天候の内容とかぶるので省略しますね。

  • 平水→(普段の状態)
  • 渇水→(水が減っている)
  • 増水→(水が増えている)

釣りをする際に最も注意してほしいのは安全です。川には流れがあり思っている以上の力があります。

増水時には更にその力を増すため十分に注意して下さいね。

テンカラ釣りで釣果を上げる3つの法則対象魚

テンカラ釣りで釣果を上げる法則対象魚

  1. 魚の活性
  2. 魚が食べているエサ

⑴魚の活性

やはり狙った魚のやる気がある時はよく釣れます。

1日の中では「朝まずめ」「夕まずめ」がチャンスタイム。

天候では雨の降り始めや増水している時も良く釣れます。

最盛期は5月末~7月初旬(*´▽`*)

⑵魚が食べているエサ

食べているエサと似たものを選択できれば確率は上がる(`・ω・´)ゞ

フライフィッシングの世界では「マッチザハッチ」という言葉があります。

「ハッチ」というのは水生昆虫という意味です。

  • 羽化する昆虫を魚たちが追う時期に、その虫に似せた毛針を投入していきます。
  • テンカラ釣りは毛針を虫に似せるより、色を近づけたり技術的な部分や手返しをよくしカバーしていく方法を取ります。

テンカラ釣りで釣果を上げる3つの法則③釣り人

テンカラ釣りで効果を上げる法則③釣り人

  1. 技術
  2. 釣行回数
  3. 諦めない心

⑴技術

☟こちらにテクニックと共に載せてあるのでご覧ください。

⒈毛鉤を狙ったポイントへ投入できることが重要

私がテンカラを始めた頃、350ml缶程の円の中に毛鉤を送り込めないとダメだといわれたことがありました。

必死で練習しましたが、当時はなかなかできず苦労した思い出があります。

もちろんできるに越したことはありません。狙ったポイントを攻められるのですからね。

でも、そんなに精度を上げなくても十分釣れます。

それは魚が泳いでいるからなんですね。そして、エサ(毛鉤)を狙って泳いできてくれるからです。

そのため、50cm×50cm程の円に投入できれば余裕だと思います。

⒉合わせが入れられる

毛鉤に魚が食らいついてきた瞬間に合わせといった竿の動きを入れることで、魚の口に毛鉤をフッキングさせることができます。

テンカラ釣りで魚を釣るはこの動作なしには釣り上げることができないので、ここは練習と経験が必要になります。

⑵釣行回数

これは釣行回数を重ねることで経験が増し、テンカラ釣りのテクニックや釣りをする勘がupします。それに伴い釣果は確実に伸びていきます。

また、忙しくてなかなか釣りには行けないということも多いと思います。そういった時間があるからこそ釣りに出掛けられる時間が掛け替えのない瞬間になるのだと思います。

そんな時は、自宅で毛鉤を作成したり、このようなブログを読んだり、YouTubeで研究して次回の釣行を楽しみにイメージトレーニングを行うこともよいと思います。

⑶諦めない心

精神論はあまり好きではないのです。

しかし、論理的に毛鉤を川に投入していなければ魚は釣れないです。

そういった意味を含めて、諦めない強い心で釣れるまで竿を振り続け、毛針を投入し続けるということを書かせて頂きました。

これは半分冗談でもあるので、休憩を取りながら楽しみつつも真剣に魚と向き合う時間は最高のひと時になると思います。

以上が私の考えた【テンカラ釣りで釣果が上がる3つの法則】です。

これらは、確立を上げる方法論なので、3つを満たせればとても効果的ですが、例えば2つを達成できていれば十分に釣果を上げ、魚を釣ることができると思います。

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